戸塚で中学生の塾を探し始めると、集団指導、個別指導、5科目対応、1科目から受講できる塾など、さまざまな選択肢が見つかります。情報が多いほど、『結局、何を比べればよいのか』と迷う方も多いのではないでしょうか。

塾選びで大切なのは、評判や授業回数だけで決めることではありません。受験に向けて全科目を管理してほしいのか、定期テスト対策をしたいのか、特定の苦手科目を立て直したいのかによって、合う塾は変わります。

特に『ほかの科目は大きく困っていないけれど、数学だけが苦手』という場合は、今通っている塾をすぐに変える必要があるとは限りません。数学だけ別の塾で補う方法も含めて、家庭ごとに負担の少ない選択を考えられます。

この記事では、戸塚周辺で中学生の学習塾を検討するときに確認したい7つのポイントを、数学が苦手な場合の見方とともに整理します。

1.苦手な理由を具体的に整理してもらえるか

同じ50点でも、必要な支援は一人ひとり異なります。例えば方程式の問題を間違えた場合でも、前の単元の抜け、途中式の省略、文章から式にする難しさ、時間不足、演習不足など、原因はさまざまです。

『方程式が苦手ですね』で終わるのではなく、どの問題の、どの段階で手が止まっているのかまで見てもらえるかが重要です。原因が違えば、戻る単元も、授業で扱う問題も、家庭で行う練習も変わります。

相談時には、直近のテスト答案だけでなく、学校ワークやノートも確認材料になります。正解・不正解だけではなく、途中式、空欄、消した跡、同じ種類の間違いが続いていないかを見ると、つまずいた場面を絞りやすくなります。

同じ間違いでも考えられる原因

  • 正負の数や文字式など、前の単元に抜けがある
  • 解き方は知っているが、途中式を省いて計算を間違える
  • 文章から数量の関係を読み取り、式にするところで止まる
  • 家では分かるが、テストになると時間が足りない
  • 何を勉強するか決められず、演習量が不足している

相談時の質問例

2.授業形式が、本人の困り方に合っているか

集団指導と個別指導のどちらが優れている、という単純な話ではありません。目的と現在地によって、合う形式が変わります。

集団指導は、決められたカリキュラムで一定のペースを保ちたい場合や、周囲と一緒に学ぶことが刺激になる場合に向きやすい形式です。一方、前の学年まで戻る必要がある場合や、同じ単元の中でも理解にばらつきがある場合は、個別に内容を調整できる形式が候補になります。

中学生の数学では、答えが合っていても、たまたま計算が合っただけということがあります。反対に、考え方は合っていて最後の計算だけを間違えていることもあります。指導人数の表示とあわせて、解いている過程をどこまで見てもらえるかを確かめることが大切です。

個別指導で確認したいこと

  • 先生一人が同時に何人を見るのか
  • 分からないときに待つ時間が長くならないか
  • 答えだけでなく、途中式や手の動きまで見てもらえるか
  • 本人の理解に合わせて、問題の難易度や順番を変えられるか

3.説明を聞くだけでなく、自分で解く時間があるか

先生の説明を聞いて納得した状態と、テストで一人で解ける状態は同じではありません。理解を確かめる流れの一例は、止まった場所の確認、必要な説明、似た問題を何も見ずに解くこと、間違いの原因を分けた解き直し、次に同じ型が出たときの見分け方の整理です。

入塾前の面談や学習相談で、授業の進め方を説明してもらいましょう。『説明のあとに本人だけで解き直す時間はありますか』『理解できたかをどのように確認しますか』と質問すれば、授業を見学しなくても方針を確認できます。

お子さまには『先生の説明は分かりやすかった?』だけでなく、『最後に自分で解けた問題はあった?』『家でもう一度解けそう?』と聞くと、授業後の状態を確かめやすくなります。

4.授業と家庭学習がつながっているか

週1回の授業なら、塾にいる時間よりも次の授業までの時間の方がはるかに長くなります。そのため、数学が伸びるかどうかは、授業中の理解だけでなく、授業後に何をするかにも左右されます。

家庭学習の指示は、『ワークを進める』『復習する』だけでは不十分です。使う教材、ページや問題番号、進める順番、丸付けや解き直しを含む完了条件、分からないときの質問方法まで具体的になっているかを確認します。

ここで見るべきなのは、宿題の量ではありません。次回までに何を身につけるための宿題なのかが、本人にも分かる形になっているかです。質問対応についても、答えだけを伝えるのか、考え方の解説や学習の進め方まで相談できるのかを確認しましょう。

家庭学習の指示を比べる5項目

  • 使うもの:学校ワーク、教科書、塾教材など
  • 解く場所:ページ、問題番号、単元
  • 進める順番:基本問題の確認後に標準問題へ進む、など
  • 完了の条件:丸付け、解き直し、質問箇所の印付けまで
  • 分からないとき:次の授業まで待つのか、LINEなどで質問できるか。解説や進め方まで相談できるか

授業外の質問対応は、送れる時間と返る時期を見る

家庭学習で何から始めるか迷う場合

5.今の塾や学校の学習と両立できるか

数学だけ苦手だからといって、現在の塾をすぐに退塾する必要はありません。ほかの科目は今の塾で順調に学べていて、数学だけ前の単元まで戻る必要がある場合は、数学だけ別の個別指導を組み合わせる方法があります。

ただし、併用すれば必ず良いわけではありません。二つの塾の宿題を合わせても無理がないか、同じ問題の重複ばかりにならないか、それぞれの役割を本人と保護者が説明できるか、通塾が増えて家庭での解き直し時間が減らないかを確認します。

『今の塾は受験に向けた全体のペースを保つ場所』『数学の個別指導は、つまずきを戻って直し、家庭での進め方を決める場所』のように役割を分けられると、併用の目的が明確になります。

定期テスト前だけ数学を整理したい場合

6.通う曜日と学習のペースを続けられるか

指導内容が合っていても、部活動や学校行事との両立が難しければ継続できません。曜日や時間帯は、空いている枠だけで決めず、学校、部活動、現在の通塾、休息、家庭学習を含む一週間全体で考えます。

新しい授業を入れたときに、授業の復習や解き直し、学校ワーク、無理なく休む時間が残るかを確認してください。授業回数が多いほど安心に見えることもありますが、通うだけで一週間が埋まり、自分で解く時間がなくなっては本末転倒です。

反対に週1回でも、次回までの学習内容が具体的で実行できるなら、学習の流れを作れる場合があります。面談時には希望の曜日だけを見るのではなく、この曜日を起点に次の一週間をどう使うかまで一緒に整理してもらえるか確認しましょう。

7.料金と、入塾前に確認できる範囲が明確か

料金を比べるときは月額だけでなく、入会時の費用、教材費や設備費、テスト費、季節講習や追加授業、休会・退会・振替の条件まで、一定期間に必要となる費用を同じ条件で確認します。

説明だけで決めず、入塾前の面談や学習相談を利用して、本人の困り方と指導が合うかを確かめることも大切です。その場で入塾するかどうかより、数学のどこで止まっているのか、最初に戻る単元、授業と家庭学習でそれぞれ行うこと、確認し直す期間が明確になったかを見てください。

入塾前に得られる情報が具体的であるほど、『何となく合いそう』ではなく、目的に基づいて判断できます。

料金とプランを確認する

数学だけ別の塾が向きやすい場合・ほかの形式も比べたい場合

  • 向きやすい:ほかの科目は、学校や現在の塾で学習できている
  • 向きやすい:数学だけ、前の単元まで戻って確認する必要がある
  • 向きやすい:集団授業の進度は保ちながら、数学の質問や演習を増やしたい
  • 向きやすい:答案や途中式を見ながら、間違いの原因を細かく確認してほしい
  • 向きやすい:今の塾を続けながら、数学だけを補いたい
  • 比較したい:複数科目で同時に遅れがあり、五科目全体の管理を任せたい
  • 比較したい:高校受験までの全科目の計画を、一つの塾で管理してほしい
  • 比較したい:本人が大人数で競い合う環境を強く希望している
  • 比較したい:塾を増やすと宿題や移動の負担が大きく、自習時間を確保できない

数学専門の個別指導が合いやすい場合と、ほかの形式を比べたい場合

数学に絞ってつまずきを整理したい、今の塾を続けながら数学だけを補いたい、授業後に家で行う内容も具体的にしたい。そのようなご家庭には、数学専門の個別指導が選択肢になります。一方、平日の通塾が必須の場合、複数科目を一つの塾で管理してほしい場合、土曜日の継続が難しい場合は、ほかの形式も含めて比べる方が適切です。

MarksUpは、戸塚で中学生の数学に特化し、土曜日に最大1対2の90分授業を行っています。他塾と併用し、数学だけ受講することもできます。

戸塚で中学生の塾を選ぶときは、知名度だけではなく、苦手な理由の見立て、授業形式、自力で解く時間、家庭学習と質問対応、今の学習との両立、通う曜日、費用を確認しましょう。「数学だけ苦手」という状況では、塾を丸ごと変えず、必要な支援だけを足す方法もあります。

数学のどこから整えるべきか迷っている方へ